ネットの絶対原則をひとつあげろといわれたら「at your own risk」。本当にたびたび聞く言葉でもあるけど。
朝日新聞社のウェブサイトで,高校野球徳島大会決勝戦の誤った試合結果が一時掲載された。まだ試合中に,その後負けた高校が甲子園に初出場を決めたという記事が掲載された。準備していた原稿を誤って掲載してしまったという。
なにげにこの手の話題はしばしばあがる。サッカーのワールドカップで,日本代表は1次リーグを突破し決勝トーナメントに進んだが,共同通信は3時間ほど,負けたときの原稿を掲載した(pic)。つまりこの手のニュースを伝えるには,買ったときと負けたときと両方の原稿をあらかじめ用意しといてどちらかを使うというのが,普通,なのだろう。
昨今通信障害も引き起こして問題が大きくなっている携帯電話のワン切りで,うっかりその電話番号にかけてしまうことで10数万円の請求書が来たという話はなんとなくよく聞くが,ネット上のチェーンメールによるデマだという。ネット上には嘘や間違いは山とある。それから守ってくれる人はいない。頼れるのは自分だけである。バランス感覚を養い,浮ついた行動をいましめ,というのがより求められるのかもしれない。他者の責任を追求してもなにも得られるものはない。すべて自己責任,基本的なことだけど忘れてはいけないこと。
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